総合園芸切り花輸入商社の（株）ジャパンプランツ（岐阜、熊崎重司社長）では、冬場の種苗売り場へ向けて、果樹苗の「置き苗」委託販売システムを開発、取り扱いを開始した。業界初の取り組み。
「閑散期の売り場を希少な果樹苗で彩ることで活性化できる」としている。全国発送に対応。
システムの流れは▽9月＝案内・受付開始▽10月＝商品発送→商品陳列▽11月適度に水やり
▽12、1月＝追加注文が必要であれば依頼▽2月＝売れ残り品返品→販売数清算（返品用段ボールが必要な場合、連絡をすれば送付。佐川急便の着払いで対応する）。
寒さに強い落葉果樹は生育緩慢な11月~3月の寒い時期に植え付けると、その後の生育が良くなる傾向がある。
また果樹苗は、冬場は葉も付かないが耐久性があり、たまの水やりだけで冬季を乗り越えられることから、店舗で手間がかからない。
アソート12ポット入りでの出荷。濃厚な甘さの黒イチジク「ビオレソリエス」や種なしザクロ、糖度が高く最大果重100グラムにもなるジャンボナツメ他、レアな果樹苗を用意。実物大の実や花が印刷された大型のPOPラベル付きで、販促をサポートする。